スイス観光はメチャクチャ楽しいけど甘くないよ! 意外と大変だった出来事をまとめる
平和で安全なイメージのスイス。実際町は歩きやすいし、人々も穏やかでフレンドリーだ。でも、いつだって快適な旅を送れるわけでは当然ない。筆者自身、スイス観光をとおしてちょっぴり苦労した出来事を紹介しよう。
・スイスのお天道様に翻弄される旅程
「スイス観光のハイライトといえばハイキング」そんなイメージは多くの人にあるはずだ。実際、コース脇にそびえたつアルプス山脈を眺めながらゆったり歩くのは、最高に気持ちいい!
ただ天気に恵まれて初めて、楽しめるアクティビティであるのも事実。展望台へのロープウエイやケーブルカーの麓駅では山頂付近の様子がモニターで観察できる展望台も少なくないが、そこで確認しても、上ってみれば雲や霧に覆われて山が見えない、なんてこともよくある。
歩き始めて天候が急変する事も頻繁。大雨に降られて数m先が見えなくなると、いくらスイスのハイキングコースは整備されているといってもかなり危険。
実際のところ、ユングフラウ(Jungfrau)などがそびえるベルナーオーバーラント地方や、マッターホルン(Matterhorn)周辺のツェルマット界隈は、強引な言い方をするならハイカーのための観光地。
買い物するショップやミュージアムの数は少なく、雨天時には身を持て余しがちだ。ハイキングメインの旅行計画を立てる場合は、雨天時の過ごし方まで考えておいた方がいいだろう。
・宗教を知らないかぎり、教会や聖堂も正直意味不明?
スイスには各町に大聖堂や教会が必ずといっていいほどある。
町歩きのさいはきっと訪れるであろうこれらの宗教施設は、やはり宗教の知識がほとんど無い人には、楽しむにも限界がある。
「建築や絵画、ステンドグラスを眺めたり、地元の人々が集う様子を見るだけでいい」という人もいるだろう。筆者もそうだった。
でもこうも各地に点在していれば訪問回数も少なくないだろうし、キリスト生誕の経緯を大まかに知る程度(筆者)だと、結構つらいものがあることを念頭に。
もっと詳しく読む: スイス観光はメチャクチャ楽しいけど甘くないよ(Photrip フォトリップ) https://photrip-guide.com/2016/08/08/suisu-taihen/